Executive Officer
代表取締役
吉田 正YOSHIDA TADASHI
元 新生銀行 企業情報部 部長
- 1987日本長期信用銀行(現 SBI新生銀行)入行
- 2023エルライ株式会社 設立/代表取締役 就任
見えない放射線を、社会の安全と未来の技術へ。
エルライ株式会社は、完全可視化ガンマ線カメラ「ETCC」の社会実装を通じて、医療、原子力、セキュリティ、宇宙、核融合など、幅広い領域に新しい計測と可視化の可能性を届ける先端技術企業です。
京都大学発の先端技術スタートアップとして、完全可視化ガンマ線カメラ「ETCC」の研究開発と社会実装を進めています。
放射線を可視化できる「ETCC」の適用分野を広げ、社会を安全に、豊かにすることに貢献します。
ガンマ線は、長らく「見えない」とされてきました。1970年代から80年代にかけて、複数の疑似的なガンマ線撮像法が世界各国で開発されました。しかしこれらの手法は光学の基礎原理を満たしておらず、実用面での適用は限定的なものに留まりました。
2000年代に入り、私たちはこの根本課題に正面から向き合い、研究開発を本格的に推進してきました。電子追跡型コンプトンカメラ(ETCC)と名付けたこの新しい計測手法は、ガンマ線一粒の散乱電子の軌跡を三次元的に追跡し、その飛来方向を一意に特定するものです。
そして 2017年、世界で初めてガンマ線の「完全可視化」を実現。その翌年には、天の川銀河から到達する銀河中心拡散ガンマ線を、直接画像として観測検出することに成功しました。光学カメラが被写体を撮影するように、ガンマ線を撮影し、画像データから放射線量を定量的に計測する——この新しい眼を、私たちは ETCC と名付けています。
ETCC を社会実装することで、医療、原子力、セキュリティ、宇宙開発、核融合といった広範な領域に、これまで届かなかった「安全と確かさ」をもたらすこと。それが、エルライ株式会社の使命です。
ETCCの可視化能力は、地上の産業現場から宇宙空間まで、領域を超えて応用されています。
原子力発電所の廃炉工程で生じる解体放射性廃棄物の精密測定。
原子炉の稼働状況のモニタリングと異常検出。
放射線RIの薬物動態モニタリングと画像診断。
核テロ対策を含む、安全保障領域における核物質検知。
月および小惑星における資源探査と元素分布測定。
核融合炉におけるプラズマ計測と制御の高度化。
半世紀にわたるガンマ線撮像研究の系譜のうえに、ETCCは生まれました。
疑似的なガンマ線撮像法が複数開発される。
電子追跡型コンプトンカメラの基礎研究を本格化。
世界で初めて、ガンマ線の完全可視化を実現。
銀河中心拡散ガンマ線を直接画像として観測検出。
ETCCの社会実装領域を医療・原子力・宇宙へ拡大中。
金融・事業開発、長年の基礎研究、最先端の宇宙線・ガンマ線観測技術。三つの視座で社会実装を支えます。
ETCCの社会実装を支えるのは、金融・事業開発の知見、長年にわたる基礎研究、そして最先端の宇宙線・ガンマ線観測技術です。
京都大学キャンパス内、国際科学イノベーション棟に拠点を構えています。
〒606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学 国際科学イノベーション棟 104号
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